侵略的外来種の鳥「カオジロガビチョウ」が千葉で初めて確認―環境省の対応の遅れは問題では?

By , 2011年11月3日

侵略的外来種の鳥「カオジロガビチョウ」が千葉県で始めて確認される

千葉県で侵略的外来種の鳥「カオジロガビチョウ」が初めて確認されたそうです。日本の生態系においては、ツグミやウグイスなどの鳥を駆逐する危険性が示唆されています。

日本の野鳥駆逐する? 侵略的外来種「カオジロガビチョウ」 県内で初確認 (産経新聞) – Yahoo!ニュース

カオジロガビチョウは中国、東南アジア原産のチメドリ科の一種で、全長27センチほど。柏市の萩原良次さん(64)が今年7月下旬、野田市江川地区でバードウオッチング中に偶然撮影した。「帰宅して写真を見ると、見たことのない鳥が写っていて驚いた」と言う。連絡を受けた県立中央博物館などが、カオジロガビチョウと確認した。

カオジロガビチョウは昭和後期にペット用に輸入されたが、大きな「ピギャー」という鳴き声が嫌われて人気が衰えた。その後、飼っていた人や在庫を抱えた業者が捨ててしまい、野生化したとみられる。

人間の勝手な行いによって、外来種が野生化してしまった典型的な例だと思います。人間がその地域にいない生物をペットや家畜などとして連れてきて、飼育が何かしらの理由で困難になり、手放す。そして、その他手放された外来種が野生化し、生態系を破壊するのです。

また、今回の件に関して、環境省関東地方環境事務所野生生物課の担当者は、「生態系を危機にさらすといっても、直接人間を襲ったり、農作物が被害を受けたりしているわけではない。手が回らない」と事実上、放置している。(yahoo!ニュース)とある。生態系への影響があると認識していても行動に移されていないというのは、環境省の対策として問題が残ろうように感じられます。確かに、世界規模な環境問題などに比べれば、小さな問題かもしれませんが、生態系の破壊というものは、時間が経つに連れて回復が困難になってしまうのではないでしょうか。

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